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2018年10月13日~17日にかけて、アメリカ・サンフランシスコにて開催されたASA(米国麻酔科学会)に行ってきました。その参加報告です。
サンフランシスコも2回目の訪問になります。今回で8回目の発表となりましたが満足のいく発表はできませんね。質問に答える方がよっぽど気楽でした。
サンフランシスコに向けいざ出発です
日本からオーランドまでは直行便がなくアメリカ国内での乗り継ぎが必要です。今回はいつものJALで、慣れているシカゴ乗り継ぎにしました。シカゴからオーランドまではさらに3時間のフライトです。疲れ果てました。
成田での乗り継ぎ時間はあまりなかったが、とりあえずANAラウンジでビールを飲んだ。
ANAラウンジのカレー。これもアリですが、やっぱサクララウンジのカレーの方がうまい。
機内食のメインのお肉。おいしかったが、すでに前菜でお腹が膨れた状態だったので付け合わせは残した。
サンフランシスコに到着です
サンフランシスコは西海岸ですので、フライト時間は9時間程度です。食事を終えて一眠りしたら、もう着いたといった感じです。
空港から市内へは前回同様BARTという電車を利用しました。駅が空港と直結しているためとても便利です。12時ちょっと過ぎにホテルに着きましたがすぐチェックインでき、一休みした後、早速ミニ観光に出かけました。
BART。駅員さんがキップの買い方を教えてくれたので、とてもスムーズに乗れた。
今回利用したホテル。古い感じはあるものの広い部屋で快適。安いホテルを選んでも 265 $/night って、高くないか?
ケーブルカー乗り場。1時間待ちの列ができていた。明日以降に乗ることにして、バスでケーブルカー博物館へ移動。
ケーブルカー博物館(入場無料)。ケーブルカーの動力源を見ることができる。
トリップアドバイザー上位のサンドウィッチの店。たくさんの種類のハムから選んでパンに挟んでもらう。どれがいいか分からないといったら、ハムを試食させてくれた。
プロシュート(生ハム)とモッツァレラチーズのサンドウィッチ。塩気が効いてとてもおいしい・・・が、量が半端ないため、一人で食べきるのはかなり骨が折れる。
サンフランシスコ2日目
サンフランシスコ2日目は、昨日乗れなかったケーブルカーに乗る事から始めました。
早朝7時頃のケーブルカー乗り場。数人が並んでいた。これならすぐ乗れそう
ケーブルカーから撮った写真。サンフランシスコが坂の街であることがよく分かる。
とりあえず終点まで乗って、また戻ってきた。
ケーブルカーを楽しんだ後は学会に参加です。早朝からかなりの人が集まっていました
朝8時頃のレジストレーション風景。かなりの人で混み合っている。
オープニングセッション。まるでお祭り。
とっっっても広い機器展示場。今回の welcome reception は、機器展示場が開く時間(10時)に合わせて行われた。
今回は、Medically Challenging Cases での発表。明日に備えて会場を下見に行った。
ここもかなりの人で賑わっていた。あのモニターの前で発表するみたい。
教授とばったり会ったので、学会に来ていることの証拠写真を撮影。
サンフランシスコ3日目
サンフランシスコ3日目は、昨日とは別の路線のケーブルカーに乗ってみました。
早朝8時頃のケーブルカー内。わりと空いている。
昨日とは別の終点。ここからまた乗って戻る。
ケーブルカーの前で記念撮影。発表を控えているので顔がこわばっている。
さあ、いよいよ発表です。午前中に杉山先生の発表を聞いた後、午後からはとうとう自分の番です。
杉山先生の発表。実に堂々としている。
多くの質問にもそつなく答えている。
自分の発表。いつも通り、緊張で口が渇き、発音はめちゃめちゃ。暗記した読み原稿もスッカリとんで、ポスターを丸読みした。
質問には片言の英語で答えた。なんとなく分かってもらえた様子。
発表の後時間が空いたのでランズエンド(サンフランシスコの西の果て)までバスで行った。まあ、ただの海岸と水平線だった。
こちらの食事に飽きてきたので、夕食は和食(カキフライ定食)にした。日本と変わらない味でしかも良心的な価格。
サンフランシスコ4日目
サンフランシスコ4日目は、大学の先生との交流会でした。朝からワイナリーツアーへ出発です。
オーパスワンのワイナリー。とても有名らしい。
試飲用のワインをついでもらう。
オーパスワン2013年。
1杯 65$(7417円)。試飲の値段じゃないよね。
実昼間からワイン飲んでピクニック気分。とっても幸せな時間。
別のワイナリーでの試飲。飲み過ぎで、かなりヘロヘロになった。
酔っ払いつつも、何とか平気な顔をして記念撮影。
夜は大学の先生方との食事会です。アメリカを感じられる肉を食べに行きました。
3ヶ月前に予約した、House of Prime Rib。多くのお客さんで賑わっており、予約しないと、まず入れない。
もっとも分厚い切り方(King Henry VIII Cut)を選択。
食べきれなくても持ち帰ることができる。
私は食べきれなくて残した分を持ち帰ったが、教授はほぼ全て食べきっていた。
サンフランシスコ5日目
サンフランシスコ5日目は、午前中にアルカトラズ島に上陸するツアーに参加しました。
5年前に来たときはシャットダウン(政府機関の閉鎖)のために行くことができなかったアルカトラズ島へのツアー。
朝一のツアーにもかかわらず多くの人で賑わっている。
3階建ての檻房が並んでいる。
独房内部。囚人が好みの内装にしている。
まあ、お約束の写真。
アルカトラズ島からゴールデンゲートブリッジを望む。
午後からは山田先生の発表を聞きに学会場へ。夜はシーフードディーナーで打ち上げです。
山田先生の発表。英語の発音がとてもきれい。
発表後みんなでゴールデンゲートブリッジを見に行った。しかし突然の霧に全く見えなくなってしまった。
生ガキにあたったことのある私にとっては決死の覚悟だった(だから最終日にした)。これを作成している時点ではセーフだった様子。
さあ、日本に帰国します
今回はよく雨にたたられましたが、それもいい経験でした。それにしても西洋の人は傘をささないですね。まあどうでもいいことですが…。さあ、また26時間かけて帰国です。
滞在したホテル。早朝6時。外はまだ真っ暗。ウーバーで空港に向かう。
オーランド空港。近未来的な構造物の中にはターミナルを結ぶ電車が走っている。
アメリカ国内線で出た機内食。以外においしかった。舌がアメリカの味に慣れたか?
成田の国内線乗り継ぎラウンジで久しぶりの日本のビールとあられを味わう。
今回も同行してくれた妻。いつもありがとう。
海外学会の〆は、やっぱり一宮駅にある丸亀製麺のうどん。出汁が全身にしみわたる。
今回で通算10回目の参加になり、落選した2017年のボストン以外の開催地は全て制覇しました。開催地コンプリートするまで続けようと思っていましたが、さすがに疲れてきました。とりあえず、しばらくは充電期間(アーティスト気取り)に入ろうと思います。
このホームページを見て一人でも多くの麻酔科医がASAでの発表に挑戦してもらえ、そしてその人たちのお役に立つことができれば、私にとってこの上ない幸せです。